2006年11月15日
プロセスを見よ。CET on PROCESS
CETが活動を始めてから、すでに1000日以上が経った。
人間、そのくらいの日数が経つと、何でも習得し改善され成長するものではないだろうか。ところが、CETは違う。CETは、回りの期待を見事に裏切って、未だに「準備中」なのだ。
それは、Under Constructionでも、Now Loading....でもない。なんと言っても、On Process なのである。
つまり、「準備中」なのだけれど、「進行中」。明らかに何かが進行しつつある。未完成で未成熟な、けれど大きな磁場となって周囲を巻き込み変容させていく。それがこのCETというエリア、またプロジェクトの持つ本質なのだ、と実は関わっている当事者たちが、最近知った次第である。定期イベントは3年くらいすると、自発的に動き始めるものである。いつもの仲間が集まり、自然と協賛企業がつき、マスコミも注目する。CETにもその可能性は十分あった。周囲の期待も高まっていた。ところが、ところがである。CETは、未だに「On Process」であることを選んだ。ごく自発的に。
CETのミッションは何かをあらためて問うと、私たちが「CET」と呼び親しむ地域が、自発的かつ継続的に、文化を創造しコミュニティを活性化すること、である。確かにイベントには力がある。人を呼び、街を元気づける。
けれどそれが単なる「お祭り」になってしまったら、それはCETの目指すものではないのだ。
今起こっていることを見せる。それに共感する人たちを定着させる。それこそが、今、CETがしなければいけないことだと、私たちは気がついた。そのために、継続的な場所を開放し、このエリアに移り住んだクリエイターをネットワークする。興味がある人もない人も、「何がおこっているんだ?」と覗いてみたくなる状況をつくる。
だから、準備中であることを、あえて隠さない。そう決めた。
考えてみれば、何かを準備している時、人も街も輝いているのではないか。やがて完成する、その時の喜びのために、エネルギーをどんどん放出する。早くでき上がって欲しい。でもいつまでもこの時が続けばいい。
ムズムズするような熱のさなかで、CETが今年、どんなプロセスにあるのか。
それを目撃するだけでも、時代の証言者になるには十分なはずだ。
投稿者 原田幸子 : 2006年11月15日 23:56






